インピンジメント症候群について

インピンジメント症候群とは、野球などの投球動作を繰り返すことにより、肩峰に上腕骨頭が衝突してしまい、そこに腱板が挟まれ、肩峰下滑液包に炎症が起こり、肩に痛みを生じます。野球肩の原因で一番多いのがインピンジメント症候群です。
※肩峰:肩の外側の角張った骨 上腕骨頭:肩甲骨にはまり込む上腕骨の頭
※腱板:肩関節を安定させるための4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)
インピンジメント症候群の症状
症状としては、肩を横から上げる時(外転時)と下す時に60°~120°の角度のみで肩に痛みを生じたりします。悪化すると痛みで肩を上げられなくなります。
進行してしまうと腱板が部分断裂を起こすなど、痛みが慢性化してしまいます。また一度発症した場合は、しっかり完治させなければ、繰り返し発症しやすいです。最悪の場合、手術に至ることもあります。
当院が導入しているBODYVATION
肩関節のチューブトレーニング
肩甲骨&肩の筋肉の正しい使い方
胸郭回旋トレーニング
実際の症例と改善例

患者様情報
症例小学5年生
少年野球チームで投手
野球の試合中に右肩に痛みを感じた(肩のインピンジメント)
症状
右肩に投球時の痛み
治療内容
接骨院にて約1ヶ月間、物理療法、手技療法を行い、痛みを改善。ただ過去にもインピンジメント症候群を患っていたため、根本の動きも改善するべく、スポーツラボ『BODYVATION』を実施。
BODYVATIONでの動作分析
肩関節のチューブトレーニングをしたところ、肩を横に上げる(外転)際に、頸から肩の筋肉(僧帽筋)に力が入ってしまい、肩関節の本来の動き(肩甲上腕リズム)が崩れてしまっていた。
BODYVATIONでのトレーニング内容
胸郭回旋トレーニング、チューブを使い肩の外転トレーニング、ストレッチ&エクササイズ指導の結果下半身の筋肉の硬さを改善し、骨盤から上半身にかけての連動性を生み出した。
現状
今は痛みもなく、野球で投手ができている。
インピンジメント症候群にお悩みなら当院へお任せください

インピンジメント症候群でお悩みなら愛西市にあるまはろ接骨院にお任せください。
怪我は早期の治療が最も効果的な治療方法です。痛みを我慢することで体のバランスが崩れるだけでなく、スポーツでのフォームに悪い癖が付いてしまうこともあります。
早期の初期治療から、正しいリハビリまでが治療です。中途半端な初期治療や、中途半端な治療では、完治することは難しく、今は痛みがなくとも後々に影響する可能性が高くなります。後の痛みや慢性的な痛みになる前に、当院で完治を目指しましょう。
是非、お気軽に当院へご相談ください。